酒ばかり飲んでないで宿題しなさい!

 今回は、飲酒習慣がある人に、特に読んでもらいたい記事だ。

 僕は、週に3日ほどのペースでお酒を飲み、そのほとんどが自宅にて1人で飲んでいる。
 ……寂しい奴だと罵らないでいただきたい。

 前回の記事『日本酒イベントの問題点』では、日本酒イベントでの泥酔について警鐘を鳴らした。

 誤解を恐れずに言うと、僕は自宅で飲むぶんには泥酔してもいいと思っている。さすがに救急車沙汰はいけないけれど。
 日本酒は食事を引き立たせるものという側面もあれば、コミュニケーションツールという側面もあるし、喉が渇いたから飲むでもいい。
 僕も、悲しいときは自棄酒をするし、眠れない夜は睡眠へ導入するためだけに飲むこともある。

 お酒の飲み方や在り方は、きっと自由で、柔軟に変化していくものだと思っている。

いつ飲むの? 今でしょ!

 いつものように1人でテレビを見ながら、ダラダラとお酒を飲んでいた。ダラダラもお酒の1つの飲み方だ。

 たまたま目に留まった『林先生が驚く初耳学!』を見ていた。「今でしょ!」という一発ギャグで一世を風靡した林修先生が、雑学をわかりやすく解説してくれる番組だ。

 その中で、林先生が夏休みの有意義な過ごし方について、大阪大学の池田新介教授の統計結果を用いて、こんなことを仰っていた。

「夏休みの宿題を後回しにした人は、自己管理の甘い大人になる傾向にある」

 なかなか興味深い統計結果だ。だけど、1つだけ引っかかったところがある。
 写真を見てもらいたい。「肥満者」、「喫煙習慣者」、「負債保有者」と並んで1番右側に「飲酒習慣者」の項目が出ている。

「はたして飲酒習慣は、悪い生活習慣なのか?」

社会的認識の問題

 最初に断っておくと、林先生も、池田教授も、決して「悪い」とは言っていない。自己管理の甘い大人のカテゴリーには入れられている。
 この統計を見ると、「悪い」に分類されているんじゃないかと思ってしまうが――

 僕の意見としては、飲酒習慣が悪い生活習慣だとは思わないし、飲酒習慣者は自己管理が甘いとも思えない。
 自分を擁護しているだけだろうか?

 なにもここで、飲酒習慣が良いか悪いかを議論しようとは思っていない。
 考えてもらいたいのは、「飲酒(お酒)の、社会における位置づけ」である。

 たとえば小学生に、良いか、悪いかを決める連想ゲームを出題した場合。
  「ボランティア」→「良い」
  「タバコ」→「悪い」
  「リサイクル」→「良い」
  「お酒」→「悪い」
 こんな結果になるんじゃないかと思う。
 ※実際に統計を取っていないので、憶測で進めていく。

 お酒の素晴らしさを知っている人なら、「お酒」→「悪い」の方程式に疑問を持つだろう。
 しかし悲しいかな、お酒を素晴らしいものだと認識している人は、そう多くない。小学生の多くにも、お酒の素晴らしさを伝えられていないのが現実だ。
 泥酔した人が街中で事件や事故を起こすニュースをよく聞く。
 そんなところから、「お酒」→「悪い」とイメージしてしまうのは、自然の流れかもしれない。

イメージアップ大作戦

 お酒の素晴らしさを普及する活動をしたり、お酒の世界を盛り上げようと、いまや沢山の人が動いている。
 ちなみに、僕もその中の1人だ。

 日本酒イベントなんて、その最たるもので、だからこそそんな場での泥酔に警鐘を鳴らした。

 いまは、お酒好きが、よりお酒を好きになるように、みなさん趣向を凝らしているが、これからは、それだけじゃなくて、「どれだけお酒に興味のない人に、お酒の素晴らしさを知ってもらえるか」がポイントになってくると思っているので、共感していただける人は、一緒になにか企みましょう。
↑お問い合わせお待ちしております。

 すべての人にお酒の素晴らしさを知ってもらうのは、難しい。
 こういうものは、ベンサムの最大多数の最大幸福だと思っているので、より多くの人にその素晴らしさを伝えていきたいと思っている。
 みなさん、これからも、がんばりましょう!

――――

 ちなみに僕は、夏休みの最後の日に宿題を全部やろうとして、結局できなくて、夏休み明けの宿題提出日に「ちゃんとやったんですけど、持ってくるのを忘れました」と見え見えのウソをつくような最低な輩だったので、先の研究結果は正しいのだろうと結論した。

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