「あっとらんだむ亭」で手作りの料理と日本酒を


僕は、東大阪市の河内小阪という地域に馴染みが深くあります。
昔、この近くにある大学に通い、卒業後、この近くに暮らしていたからです。

当時は、お金がなかったので自炊をしていて、いまのように、料理屋さんやバーといった、「食事の空間」を楽しむ場所へは、ほとんど行ったことがありませんでした。

時代は過ぎ去り――――。
僕は河内小阪から奈良県の実家へと帰ることとなります。

それからというもの、河内小阪へは1年に1度くらい、大学に用事があって行く程度でした――。

奈良でのできごと

いまから約1年前、奈良の三条通りにある「酒商のより」さんの一寸Barで飲んでいたところ、たまたま隣に座っていた人たちとお話をしていました。

いろんなお話をしましたが、やはりお酒の話が中心になりますね(お酒好きあるある)。
なに気なく「いいお店の条件」みたいなお話をしていたところ、隣に座っていた人が、
「河内小阪にある『あっとらんだむ亭』が素敵で、日本酒もいっぱいあって、よく行くんです」と仰ったので、僕はビックリしました。

近くに住んでいたからではありません。
なんと、たまたまその前日に、僕は河内小阪に行っていたからです!

奈良と河内小阪は、電車で小1時間の距離。
近いようで遠く、遠いようで近い。
そんな夢と現実の距離(ディスタンス)くらい離れている、交わるはずのなかった人生を繋ぐものは、やっぱり、日本酒でした。

嬉しいシンクロニシティですね。

初の『あっとらんだむ亭』

それから、なかなか河内小阪に行く機会がありませんでしたが、先日、久しぶりに河内小阪を訪れました。

昔あったスーパーがなくなっていたり、新しい大学が建てられていたりと、景色が様変わりする中、そこに変わらず、「あっとらんだむ亭」は佇んでいました。
ほぼ毎日のように、お店の前を通っていたので存在自体は知っていたのですが、お店の中に入ったのは、今回が初めてでした。

お店に入り、カウンター席に座ります。
店内には、ズラ―っと日本酒や焼酎など、たくさんのお酒が並んでいました。
僕は、もちろん日本酒を飲みます。

店主こだわりの日本酒のラインナップを見て、最初に注文するものを考えていると、女将さんが、「どんな日本酒がお好みですか?」と尋ねてこられたので、
「最初なので、フルーティーなものを」と答えると、3種類ほどピックアップしてくれました。

そんなわけで、安定の『純米大吟醸 作 新酒』を飲みました。
アテは、店主がその場で焼いてくれる、だし巻きたまご。
これこれ!
こんな日本酒を飲みたかった!
そして、だし巻きたまごから溢れだす旨味が酒欲をそそります。

次に、ラベルに一目惚れをして、『Pecora 19』をいただきました。
他のお客さまからは、「それ、白ワインですか?」と言われるほどのオシャレなラベル。
初めて飲んだ長野県の日本酒なのですが、これがまたおいしいんです!

「ラベルが好みの日本酒は、味も好み」
自論なのですが、最近の日本酒選びで教訓にしています。

料理もおいしいし、雰囲気もいい。
日本酒のラインナップは「アットランダム」で好みでした。
こんなに素敵なお店だと当時から知っていたら、毎日のように通っていたのに……なんて当時を懐かしみ、この日はケツカッチンのため、2杯だけ飲んで帰りました。

時間を見つけて河内小阪に来て、今度は、ゆっくりと時間を流そうと思います。

◎店舗詳細はこちらから→「あっとらんだむ亭」

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